電気火災ホストコンピュータ

概要

電気火災監視システムは、近年急増する家庭の電気火災に対応して独自に開発した、警報・監視・制御・管理機能を統合したコンピュータ計測制御システムです。このシステムは、直感的なインターフェース、強力な使いやすさ、合理的な構造、高い信頼性、強力な機能、および便利なメンテナンスを備えています。

大型ショッピングモール、居住区、生産拠点、オフィスビル、ショッピングモール、ホテル、分散設備などの消費電力や防火を一元管理するシステムとして幅広くご利用いただけます。このシステムの採用により、電源システムの連続性が大幅に向上するだけでなく、芽の電気火災がなくなり、電気の安全な使用が保証されます。

電気火災監視装置は、電気火災監視システムの中核であり、監視対象回路のさまざまな動作状態をリアルタイムで表示できます。システムに異常がある場合（過電流、残留電流、過熱など）、監視機器は音と光のアラーム信号を送信して、スタッフに注意を促します。また、特定のコンテンツを表示および記録することもできます。

電気火災監視装置は、国家規格 GB 14287.1-2014「電気火災監視装置」を実装しています。

主な技術的パラメータ

主な技術的パラメータ:

1. 電源:
①定格使用電圧 AC220V
②バックアップ電源：主電源が低電圧または停電の場合、監視機器の動作時間は4時間以上維持する必要があります

2. 作業方法:
24時間ノンストップ勤務

3.通信方法：
オプション: PB 2 バス通信、RS485、CAN、通信距離 ≤ 2km、サイトの条件によって異なります。

4.監視能力：
監視ユニット（検出器）が64回路の計4回路で、装置の仕様により監視ユニット（検出器）を256回路まで拡張できます。

5. 監視および警報項目:
①残留電流故障（漏電）：故障ユニット属性（位置、種類）
②電流・電圧異常（過電流、過電圧）：異常ユニット属性（位置、種類）
アラーム応答時間の監視: ≤30 秒
監視アラーム音圧レベル (A 特性): ≥70db/1m
監視警報灯表示：赤色LED

6. 障害警報項目:
① 主電源の低電圧または停電
② バックアップ電源バッテリーショート・オープン回路
障害アラーム応答時間: ≤60 秒、
監視アラーム音圧レベル (A 特性): ≥70db/1m
監視警報灯表示：黄色LED

7. 制御出力:
ローカルアラーム出力接点タイプ：スイッチタイプ、常開接点、容量250V/5A

8. 自主検査項目：
①表示灯の検査：ホストの表示灯を監視します。
②障害音検査：ホストの障害音を監視します。
③アラーム音のチェック：ホストのアラーム音を監視します。
④プリンターチェック：ホストプリンターを監視します。
セルフテストには ≤30 秒かかります

9. 歴史的記録:
①警報の種類：故障ユニットの属性、発生時刻。ストレージ容量 > 1000 イベント;
② アラーム イベント クエリ: アラームの種類とアドレス条件ですべてまたはフィルター処理します。
③印刷：履歴情報を印刷できます。

10.操作分類：
①「閲覧」レベル：
リアルタイムのステータスを監視し、過去の障害アラーム レコードを照会します。
②「運用」レベル：
リアルタイムのステータスを監視し、履歴レコードを照会します。各ユニットの設定操作を行います。

11.使用環境条件
①周囲温度：-20℃～+40℃
②相対湿度：10%～90%
③標高：3000m以下
④使用場所：監視機器は専用の制御室に設置すること

設定と動作状況の説明

電気式火災監視装置が正常に動作している場合、システムにアラームまたは障害が発生するまで、手動による介入は通常必要ありません。ただし、初めて実行するときは、このマニュアルを詳細に読んで、パラメータを設定し、通常の監視状態で動作することを確認してください。

電気火災監視装置が正常に動作している場合、対応する障害または警報灯は消灯し、障害または警報音は発生せず、LCD 画面には対応する測定パラメータが表示されます。障害またはアラーム メッセージがある場合、対応する障害またはアラーム ライトが点灯し、障害またはアラーム音が鳴ります。

1.デバイスパネルの説明

電気火災監視装置の外形図：

ホストパネル機能説明：

1) 表示画面:

システムステータスパラメータ情報、マンマシン対話機能部品を表示します。

2) 表示灯:

①主電源インジケータ：主電源が正常な場合、電気火災監視装置は主電源によって電力を供給され、主電源インジケータは常に緑色で点灯します

② バックアップ電源インジケータ: 主電源が低電圧または故障した場合、電気火災監視装置はバックアップ電源によって電力を供給され、バックアップ電源インジケータは常に緑色で点灯します。

③ システム障害ランプ：システム内部で障害が発生した場合（内部システムが通信できない、回線が切断されたなど）、システム障害ランプは常に点灯し、黄色に変わります。

④障害表示灯：システムに異常（通信障害、停電など）が発生した場合、障害表示灯が常時黄色に点灯し、警報音が鳴ります。

⑤ 警報表示灯：制御対象に警報（電流警報、残留電流警報、温度警報など）が発生した場合、警報表示灯が常時赤色点灯し、警報音が鳴ります。

3) キーボード:

マンマシン対話、マンマシン対話機能部品の入力機能を完備。

4) プリンター:

レポート、ステータス情報、障害情報などの印刷を提供します（システムは閉じるように設定できます）

5) オーディオ:

音声出力装置は、システム異常時、警報時と故障時で明確に異なる警報音を送出することができます。

2.画面表示と設定方法

この監視装置には 7 つのグループ化ページ ウィンドウがあります (「ファンクション」キーで手動で切り替えることができます)：

1) 点検窓:

現在の探知機の IP アドレス、稼働状況、設置場所を表示します。「上下」キーを使用して、各検出器を制御および表示します。アドレスが多い場合は、3 桁のアドレスを直接入力すると、検出器の位置に自動的にジャンプします (たとえば、088 を入力すると、88 番目のアドレスの検出器になります)。設置場所の追加は、弊社専用ソフトによる追加が必要です（名前は漢字8文字、アラビア数字16文字まで、英語でも構いません）。

2) データウィンドウ:

テスト中の検出器の値の状態を表示して表示し、「上下」キーを押して検出器の値を順番に表示するか、3 桁のアドレス番号を直接入力して表示します。

3) アラームウィンドウ:

「上下」キーを押してクエリアラームの履歴情報を表示するか、情報を選択して「印刷」キーを押して印刷します。

4) 障害ウィンドウ:

「上下」キーを押してクエリ障害の履歴情報を表示するか、情報を選択して「印刷」キーを押して印刷します。

5) イベントウィンドウ:

「上下」キーを押すとクエリの故障やアラームの履歴情報が表示され、情報を選択して「印刷」キーを押すと印刷されます。

3) 設定ウィンドウ: (このウィンドウはログイン状態で操作する必要があります)

「左右」（左が上、右が下）を押して検出器オプションに移動し、アドレス番号を選択してから、各パラメータ値に移動し、「上下」ボタンを押すか、値を直接入力して変更。

7) システムウィンドウ: (このウィンドウはログイン状態で操作する必要があります)

①印刷管理：プリンターを自動または手動で印刷するように設定し、「左右」（左が上、右が下）キーを押して印刷管理位置に移動し、「上下」キーを押してプリンターを選択します状態 (1 は自動、0 は手動) を選択し、[OK] を押して設定を保存します。

②システム時刻：システム時刻と日付を設定し、「左と右」（左が上、右が下）キーを押してシステム時刻の位置に移動し、「上と下」キーを押して現在の時刻を選択し、日付を入力し、「OK 」キーを押して設定を保存します。

③工場バックアップと通信最適化：この機能はユーザーには関係ありません。

④ システムアドレス：複数の監視機器を接続する際に使用する監視機器のアドレスです。単一の監視デバイス ホストを設定する必要はありません。

⑤ デバイスの追加: 「左右」キーを押してデバイスを追加する場所に移動し、「上下」または「OK」キーを押してアドレスを 1 つずつ追加するか、数字キーを直接押してデバイスを追加します。アドレスの数を入力し (088、つまり 88 個の検出器アドレスを入力するなど)、[OK] キーを押して確認します。デバイスによって追加されたアドレスは、現場の検出器アドレスの数と一致している必要があります。一致していないと、障害が発生します。ディテクタ アドレスは追加のみ可能で、削減することはできません。削減したい場合は、最初にすべての検出器アドレスを削除し (デバイスの削除オプション)、追加する必要があります。

⑥ デバイスの削除：以前に設定された検出器を削除する場合は、「左右」ボタンを押してデバイスを削除する場所に移動し、「OK」ボタンを押してすべての検出器を削除します。 .

どのインターフェースを使用していても、何も操作しなくても約10分以内に自動的に検査ウィンドウに戻ります

3.機能操作説明

1）電気式火災監視装置のボタン配置は下図のとおりです。

2) ボタンの機能と説明

①リセット：

デバイスのリセットが完了すると、システムのすべての状態が再初期化されます。（本機能はログイン状態で操作可能）

②自己点検：

デバイスのセルフテストを完了します。セルフテストの内容には、障害音、アラーム音、インジケータライト、プリンターなどが含まれます。

③消音：

デバイスが障害メッセージまたはアラーム メッセージを検出すると、対応する障害またはアラーム音が伴います。このキーは一時的に音を消すことができますが、音を消した後に新たな障害またはアラームメッセージがある場合、音は再開します。

④機能:

表示ウィンドウの切り替え、各ウィンドウのパラメータの表示と設定

⑤ログイン、ログアウト：

ログインしていない状態でログインキーとログアウトキーを押すと、ウィンドウ下部の未ログイン領域でカーソルがちらつきます。ここで、8888パスワードを入力してログイン成功し、再度ログインキーとログアウトキーを押してログアウトします。

⑥OK、プリントキー：

システムにログインしてパラメータを設定する際の確認や保存に使用します。また、フォールトページがある場合の手動印刷としても使用されます。

⑦その他のキー：

数字キーまたは上下左右 (カーソル) の位置決めキー。

インストールに関する注意事項

1) エンジニアリング配線要件

① 監視装置は、最大で (32* ループ数など) の検出器と接続でき、ループ数は ≤16 です。特定のモデル: 32*/64*/128*/256*

② 監視装置と検出器間の通信線はツイストペアとし、線径は 1.5mm2 以上とする。通信回線の敷設距離は最長で 1200m 以内としてください。通信回線の使用距離が1200mを超える場合は、リピータを追加する必要があります。システムが強い干渉のある場所に適用される場合、通信ラインはシールド付きツイストペアを使用する必要があります。

2)寸法図：

3) 配線手順:

N、L：AC220V電源入力

：シャーシグランド、アースに接続

NC：ブランク端子です

KA、KB：制御出力（常開接点、容量AC250V/5A）

S+1、S-1：1ループ2バス通信インターフェース（検出器との通信）

S+2、S-2：2ループ2バス通信インターフェース（検出器との通信）

S+3、S-3：3ループ2バス通信インターフェース（検出器との通信）

S+4、S-4：4ループ2バス通信インターフェース（検出器との通信）

注：デバイスの構成が異なるため、配線端子が異なる場合があります。実際のオブジェクトが優先されます